SEOはホームページの価値を上げ、検索エンジンでの上位表示をするための技術として発展していますが、Googleの新しい検索アルゴリズムの投入で従来のSEO技術が使えなくなるなど、新しい技術の開発が急がれています。
Googleのハミングバード、RankBrainと呼ばれる検索アルゴリズムは従来のキーワード偏重式の検索とは違って、より人間らしい会話式の検索に移行してきています。会話式では従来のインデックスを使った検索順位決定とは違って、コンテンツ自体の価値を測って表示順位を決めると考えられており、SEOも大きく対応が変わっています。
ホームページ制作においてSEOはキーワードの設定が重要と考えられてきました。
しかし、キーワードだけでは検索順位が上がらなくなってきています。そこでSEOとして重視されてきているのがコンテンツの充実と見やすさです。
キーワード重視の場合、文章が冗長になったり、意味不明な文章も多かったのですが、検索サイトに評価されるためには人間が見やすい、人間にとって価値あるホームページであることが必要であり、タイトルの付け方、インデックスの設定の仕方などが重要になっています。
これらはSEOを除いたホームページ制作ではさまざまな技術が開発されていますので対応は比較的しやすくなっていますが、さらにSEOではSNSなどの外部コミュニケーションツールとの連動を行います。これまでもウェブサイトからのリンクは被リンクと言われて検索サイトに向けた重要な指標となっていましたが、ウェブサイトからのリンクだけでは足りなくなっており、ツイッターやFacebookなどのSNSからのリンクの重要性が増しています。そこで各SNSで紹介してもらいやすいタイトルであったり、ツールボタンの設置などが必要となっています。
これまでのホームページ制作では手が入っていない分野でもあり、積極的な利用をSEO技術として提案されることが多くなっています。